たまりば

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2010年09月08日

猫の日本語!科学になる日は--

<女性社長の言葉にドッキン>
三鷹起業塾の講義の中で、在宅女性を生かす会社を起こして、成功なさった女性社長がおっしゃいました。
「起業など考える前に、お隣りの前も掃除する、近所の方には先に笑顔で挨拶をする、その方が大切です」と。

それほどに、事業の成功には人と人との関係が大きいということなのですね。

私は、お隣りに吹き溜まる、我が家の落ち葉を掃く、のは当然と思っていました。

早朝、日課である花の水遣りをしていますと、よく散歩の猫に出会います。
それからは、私は大きな声で「おはよう」と言います。

私の顔をしっかりと見て、中猫なのに子猫のような声で、「ニャーオ」と応えます。

その眼差しに、清々しい一日がはじまるようになりました。

<無意識の世界>
ある朝、三軒先の角から、その猫が猛烈な勢いでダッシュしてきました。

驚いたのは、しじまの朝に、こだまするが如き、ぱかっぱかっというまるで馬のひずめのような大きな音です。

私の脳では、猫のぽっちゃり肉球とアスファルト、馬のひずめの画像が交互に浮かび、そして、どうして肉球なのにこんな大きなひずめの音がするのだろう、なぜだろう、と、わずか数秒の間、頭を捻っていました。

3m手前で急停車したかと思うや、何と、猫は私を見上げて、「走っちゃいました」と言ったのです。

びっくり仰天して猫を見つめれば、何か秘めた、恥らうような、とまどうような顔付きでもありました。

明らかに、私が猫の顔付きを認知した後に、私の脳に、「走っちゃいました」、という言葉が出現したのではありません。

最近の研究で、霊長類では脳にミラーニューロンという神経細胞があり、鏡のようなシステムによって、同種で観察した行動を自分の脳内でシュミレート出来る、と言われています。

私の脳は猫の脳レベル??

それにしても、お早よう、なら分かりますが、それはおよそ私が思いつかない、使うことがない言葉使いです。未知なる世界ですね。

このミラーニューロンのシステムは、共感する心や言語能力の発達との関係があると示唆されています。
他者を理解出来ない心の疾患では、このシステムが低下しているともいわれ、今後の解明が重要です。

今回の猫とのこと、科学するにはまだ時間が必要、おこがましく感じますが、書いちゃいました(猫のまねです)。

<頼れるのは脳ばかりーー>
先に、私は、<脳の不思議な力>、数秒間の脳が救った塾長の命、について書きました(記、8月21日)

また昨日は、副塾長が「八方塞がりも、熟慮と情報、そして寝て待てば解決する」と、脳の素晴らしさ?をブログに書かれました。

健康なら何でも乗り切れるのですね。

猫とではあらず、face to faceでこそ、商談も成功し、そして、眠ったあとは、第六感やひらめきによって、更なる飛躍が得られる!!

本当に、脳の素晴らしさを感じ合える社会でありたいですね。 

ですから、私は、人々の健康維持が持続出来ますように、現代科学の力をもってして、尽力したいと思います。猫の日本語!科学になる日は--


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    この記事へのコメント
    うちの実家の猫もしゃべりますよ
    『お腹すいた』『なんよ』『ただいま』です
    一応、みんなちがうように聞こえます

    ちなみにうちの母はもっとちゃんと聞こえてるようです
    Posted by すももすもも at 2010年09月09日 19:22
    今までも、動物がしゃべったと思うことはありましたが、大方は、シチュエイションを私の脳が把握出来ていて、その結果想像した私の言葉を、猫が言ったと思ったのだ、と解釈していました。
    今回のは、私の脳が猫の行動を共にした結果私のミラーニューロンが言語理論構造に働いた例なのか、と考えました。
    とにかく、他者と共感できるこころを培うには、日々、ミラーニューロンを磨くべく、教育や環境が重要と言いたかったのです。
    即ち、親の背を見て育つとか、氏より育ちとか、ということですがーー。子供虐待の親が増加、を解決するには騒ぐだけでなく、科学的アプローチや啓蒙が重要かと思うのです。
    Posted by 丸山 悦子 丸山 悦子  at 2010年09月10日 09:36
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