2010年08月12日
失明しても麻酔薬の開発

朝鮮朝顔(曼陀羅華)の花が咲きました。その高貴な香りは何ともいえません。
しかし毒草ですので要注意です。
この植物成分を使って江戸時代の医学者、華岡青洲は世界で始めて、乳がん患者の全身麻酔に成功した、とのことです。
青洲が動物実験を十分やり終わった時は、青洲の妻と母親が競って人体実験に臨み、朝鮮朝顔の毒のゆえに妻は失明してしまいます、それでも夫を鼓舞し続けた、というお話は作家の有吉佐和子が「華岡青洲の妻」を出版して有名となりました。
小説の視点は夫を支える妻、嫁・姑との確執、封建時代の家制度など、いろいろですが今の時代に通じることもあります。
今年も一日の命の、はかない美しさを愛でました。
Posted by 丸山 悦子 at 07:03│Comments(0)
│長寿健康社会
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